Story

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らしさを食し、個性を磨く、
至福の一皿をあなたにも。
「COOKIE JOHNSON」

大阪・南船場にかつて多くの人を魅了したホテルがあった。
改装中のそこは「旧ロックスターホテル」。今は誰も足を止めることのない風景の一部になっている。

ある夜のこと、ホテルを前に足を止めた一人の男がいた。彼の名は「COOKIE JOHNSON」。
彼の名前は風の噂で聞く者は多いが、だれもその顔を知るものはいない。
COOKIE JOHNSONは掴みどころのない無口な男だったが、食への探求心は右に出るものがなかった。
「ROCKSTAR HOTEL」という、あらゆる個性が集うその建物に、彼が突如オープンさせた中華ダイニング。

彼の名前を冠したその店ではメニューという型に捉われず、訪れる客の話を聞きながら、その人ならではの一皿を提供する。
COOKIE JOHNSON曰く、「らしさを食す」ことが、その人の真の個性を作り、自分らしさが詰まったメニューこそが、その人にとっての至宝の一皿になるのだという。
自分の個性を見つめられる「至福の一皿」を日々求め、常連客達は今日も足繁く通うのだ。

COOKIE JOHNSON—

心の中の蜃気楼のような「らしさ」を明確にするような、個性が詰まった至宝の一皿をあなたにも。